2021/10/29 18:00

YUKI SHIMANE
2022 S/S collection It's just a burning memory
写真が下手なことは知っていたが、まさか意図せず感光させてしまうとは予想外だった現像したものを目にした時、何かが燃えているのかと瞬時に思ったテートブリテンで見たターナーが描いた燃える議事堂の絵画を思い出したから裏蓋開けちゃったんですかね、と、写真屋さんに気まずそうに笑われるもやは何を撮ったのかもわからないほどの、塗り替えるような閃光の朱や翠は何かを覆い隠しているのにやたらと美しく、鮮やかに主張してまんまと「綺麗だしまぁいっか」と思わせられる憎らしさフィレンツェの道路にはなぜか一面にいろとりどりの紙吹雪が落ちていたその後フェリーに乗って上陸した小さな離島は建物の色がおもちゃみたいだったいや それはストックホルムだったかもしれない え?オランダだったかなその島の名前はなんだった?もう絶対に思い出せない写真を撮る習慣がないくせに記憶もおぼろげだから、こうして全部わすれちゃうんんだろうけど鮮やかだったってことだけは覚えているよすごく綺麗だったってことは忘れないしそれにこそ 価値があると思いたいし、思って欲しい感光した写真、旅の採光(写真で記憶せずに当時のスケッチと記憶で)ウィリアム・ターナーのThe Burning of the Houses of Parliamentから色彩を採集し 透けたり溶けてしまいそうなデリケートな曖昧さと存在感を主張するカラーパレットで 記憶をサルベージして繫ぎ止める*上記ブランドリリースからウィリアム・ターナー「国会議事堂の火事」1834-35年*上記画像は他サイトより転載のため、問題があれば削除させて頂きます。